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株式会社ミナカミ

発信機

1.機種の選定

発信機は、P型1級、P型2級、及びT型発信機があり、防滴性の有無によって屋外型と屋内型とに分けられている。P型1級発信機は、原則としてP型1級受信機及びR型受信機に、P型2級発信機はP型2級受信機に組合されて使用される。なお、防爆型の発信機にあってはこの限りではない。

2.設置場所

発信機は、ホールの入口、階段の付近又は廊下等で多数の者の目にふれやすく、火災に際し、すみやかに操作できる位置とし、消火栓箱のある場合は、なるべくその直近に設ける。


[設置基準]
P型発信機は、各階ごとにその階の部分から1の発信機までの歩行距離が50m以下となるように設けること。

3.施工方法

(1)設置位置

発信機は、多数の者の目につきやすい位置、押しボタンを押すために障害物となる荷物などを置かれるおそれのない位置を選ぶ。通常廊下、通路などで、消火栓箱の直近に設けること。
なお、屋内消火栓設備が設置されている場合は、下図のように、消火栓箱の上部に機器収容箱を設けて、その収容箱内に設置される。

(2)施工方法

雨水のかかるおそれのある場所に取り付ける場合は、配線等(ボックス)に雨水が侵入しないように措置すること。

[露出型]
下図は、露出型発信機を露出配管及び埋込配管で設置した例を示したものである。

[埋込型]
下図は、埋込型を埋込配管で設置した例を示したもので、埋込ボックスは、通常市販のアウトレットボックスを使用するが、専用の埋込ボックスを使用する場合もある。

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