【警報設備】2.漏電火災警報器
漏電火災警報器
屋内電気配線から電流が漏れることにより、その経路にあたる壁下地の鉄網が発熱し、火災が発生することがあるため、電流漏れを検出し、警報を鳴らす機器。
原理
屋内配線の被覆が破れることなどにより、接地している金属と接触すると
漏洩電流は変圧器2次側の非接地電線→漏電点→メタルラス等→大地第2種接地線へと、閉回路を流れることになり
変圧器2次側の非接地側の電線には、接地側の電線に比して、漏洩電流分だけ余計に電流が流れることになる。
この差による不平衡電流分を変流器によって補足し、これを受信機で受信して音響装置を鳴らすものである。