【消火活動上必要な施設】2.連結散水設備
地階のみに設置する設備で、火災発生に備えあらかじめ天井又は天井裏に散水ヘッドを備え、消防ポンプ自動車から建物に設けた送水口、送水配管を通じて送水しヘッドから散水させ、たとえ消防隊が地下へ進入できなくても消火活動が可能となるようにする設備。
スプリンクラーとの違い
スプリンクラー設備とよく似ているが、スプリンクラー設備は水源、加圧送水装置を有し、自動的に火災を感知して消火する。
散水ヘッドの種類
【開放型】
… 送水区域内のヘッドから一斉に散水する。
【閉鎖型】
… 火災の加熱を受けた部分のヘッドだけが開放されるので、散水も火災部分に限られ、他への水損も少なくてすむ利点がある。